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2008年08月30日

恋愛しなきゃいけないんですか? livedoorニュース

「いくつになっても女を捨てちゃだめよ」と、友人たちは言う。
いつまでも恋を探さない自分に「恋をしようよ」と励ましてくれる人もいる。
「ひねくれちゃだめ」と攻める人もいる。

別に女を捨てているつもりはないが、何をそんなに「女」を強調しなきゃいけないのか。なぜそこまで必死に「恋」を追い求めなければいけないのか。
日々自然体で生きて生きたいと願い女性たちには、そんな疑問をもつ独女たちもいる。

先日、ライブドアリスログでこんなアンケートがあった。
「人生に恋愛は必要ですか? 」約8割の人が「必要」と答え、残りの2割が「必要ではない」と答えている。もちろん、この質問に答えたのは女性ばかりではないが、世の中にはそれだけ「恋愛を必要としない」人がいるという結果である。

40 歳を目前に控えたナミコさんは、現在キャリアを捨てて学業に専念している。
過去には燃え上がるような恋も経験したが、今は結婚相手どころか、恋人を探している様子もない。
「恋愛を卒業したつもりでいても、思わぬところでときめいたりする事もありますから。恋する気持ちは、死ぬまで現役なんでしょう」と笑う。
どうやら「恋」否定するつもりはないらしい。
ただ、このまま「恋せずに一生を終える」ことにも、抵抗はあまりない。
恋愛以外に、夢中になれることがたくさんあるのだという。

上記ナミコさんと同じ歳のマミさんは、現在パートナーがいるが「恋愛を一生しなくて済むなら、その方がいい」と言う。
「彼への恋愛感情は、もう全くなくなりました。でもお互いをよく知り信頼しあえる、大事なパートナー。この先の人生で他の誰かにドキドキしても、とまどうばかりだし、心身ともに消耗しちゃう。できれば死ぬまで誰にも恋せず、それ以外の刺激の中で、彼と人生を全うしたいんです」と話す。
ときどき若い男の子を見かけると「カッコイイ!!」と気分が高揚することはある。
彼女いわく「キャバ嬢にときめくおじさん程度の恋」で充分なのだそう。

上記の二人は、過去に狂おしい恋を経験したうえで、もう「がつがつしたくない」と考えている。
一方で、もともと「恋愛」に関して淡白な人もいるようだ。クミコさんは40代半ば。
過去に「つきあった」男性はいたのだが、ドラマや漫画に出てくるような、めくるめく感動を味わったことがないという。

「恋をしようと思っても、ときめく人がいなければ、無理矢理思い込むだけになっちゃうし、そういうのが本当に恋なのか、とても疑問です。恋多き人は、どんどん恋をして、それが元気のもとになるのかもしれないけれど、『無理にでも恋しなきゃ』と思ってしまったら、それが逆に鬱の元になったりして」と笑うクミコさん。ズキッとくる女性もいるのでは?

クミコさんは「恋をしたいという欲求はない」と話していたが、現在は“特別な気持ち”でつきあっている男性がいる。別に顔を見てドキドキするとか、好きで好きでたまらないという関係ではないが、「魂が触れ合う」ような瞬間があるのだとか。
それを異性間の恋というのか、その手前なのか、それを飛び越えたものなのか。
ラインをひくことこそ無意味な気もする。
「恋愛はうまくできればラッキー、出会わないのはアンラッキーかもしれないけれど、だからといって無理にするのは不可能」とクミコさんは語った。

「恋はするのもではなく落ちるもの」という言葉もある。
過去の甘い恋の味を再度味わいたくて、もしくはまだ見ぬドラマティックな物語を夢見て、恋を探すのは悪いことじゃない。
しかし、それが万人に通用する価値観だと思って、恋を探さない人を「女を捨てた」「恋愛をあきらめた」「寂しい女」と非難するのはお門違いだ。
確かに恋愛は素晴らしい感動をくれるが、素晴らしい人生は恋愛ぬきにしてもありえるはずだから。



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